美白は女性の永遠のテーマ☆
シミやくすみのない陶器のような透き通った美肌を目指して、美白美容液を活用している女性も多いですね。
でも、美白化粧品は刺激のあるものもあるので、できれば本商品を購入する前にトライアルセットでお試ししたいですよね。
今回は優秀な美白美容液をさがす女性に試してほしい、美白美容液を含むおすすめのトライアルセットを5つ厳選しました。
どのトライアルセットも2,000円以内なので、気になる美白美容液があったら是非お試しくださいネ。
どのように選んでいるかを知ってもらうため、美白美容液の選び方もまとめましたので、興味がありましたらご覧ください♥
おすすめの美白美容液とトライアルセット5選
ビーグレン QuSome ホワイトクリーム 1.9
企業:ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社
価格:6,000円 (税抜)
内容量:15g
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トライアルセット
【7日分】ホワイトケア トライアルセット 1,800円 (税抜)(送料無料)
トライアルセットの詳細の記事はこちらです。↓
ビーグレンQuSomeホワイトクリーム1.9のここがイイ!
ビーグレンの先端テクノロジーQuSome®(キューソーム)がスゴイ!
ハイドロキノン配合(夜のみお顔全体になじませます。)
これ一つでお顔全体をハイドロキノンでケアできる!
こんな人にはコレ!
- すでにできてしまったシミやそばかすを薄くしたい人
- お顔全体のトーンアップをしたい人
- ハイドロキノンを使う場合の注意事項を守れる人
全成分
AMPLEUR(アンプルール)ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110
企業:株式会社ハイサイド・コーポレーション
価格:10,000 円 (税抜)
内容量:11g
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トライアルセット
【7日分】ラグジュアリーホワイト トライアルキット 1,750円 (税抜)(送料無料)
トライアルセットの詳細の記事はこちらです。↓
ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110のここがイイ!
新安定型ハイドロキノンとタイムディファレンス(時間差)アクションがスゴイ!
ハイドロキノン配合(夜のみスポット使いします。)
お顔全体をハイドロキノンでケアしたい場合も、ハイドロキノン配合の「ローションAO II」「薬用アクティブフォーミュラ」が用意されている。
こんな人にはコレ!
- すでにできてしまったシミやそばかすを薄くしたい人
- お顔全体のトーンアップをしたい場合は、それ用のコスメを別に使用し、この美容液を塗り広げない人
- ハイドロキノンを使う場合の注意事項を守れる人
全成分
ASTALIFT(アスタリフト)ホワイト エッセンス インフィルト[医薬部外品]
企業:富士フイルム
値段:7,000円 (税抜)
内容量:30ml
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ビタミンC誘導体を配合したホワイトエッセンスインフィルト(美白美容液)は夜だけの使用ですが、美白効果のある「アルブチン」を朝/晩と使用すれば、一日中美白ケアができますので、ローション+美容液+クリームを使用することをおすすめします。
トライアルセット
【5日分】アスタリフトホワイト 美白トライアルキット :1,000円 (税抜)(送料無料)
ホワイト エッセンス インフィルトのここがイイ!
富士フイルムのナノユニットテクノロジーとアスタキサンチンがスゴイ!
水溶性ビタミンC誘導体(リン酸L-アスコルビルマグネシウム)を配合(夜のみ)
ハイドロキノンが怖い人はこちらが安心。
アルブチン配合のローションとクリームが用意されている。
こんな人にはコレ!
- これ以上、紫外線によるシミやそばかすを増やしたくない人
- 今はシミはないけど予防したい人
- お顔全体のトーンアップをしたい人
- すでにできてしまっているシミは、薄くなるのを気長に待てる、もしくは効果が見られなくてもあきらめられる人。
全成分
その他の成分:コラーゲン・トリペプチド F、水溶性コラーゲン液、アスタキサンチン液、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、γ-オリザノール、ツボクサエキス、水溶性ツボクサエキス、酵母エキス(3)、マロニエエキス、天然ビタミンE、大豆リン脂質、BG、濃グリセリン、ペンチレングリコール、アルカリゲネス産生多糖体、ベタイン、ジグリセリン、DPG、エタノール、POEメチルグルコシド、POE水添ヒマシ油、オレイン酸ポリグリセリル、ショ糖脂肪酸エステル、POEフィトステロール、グリセリン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料、粘度調整剤、pH調整剤
米肌 澄肌美白エッセンス[医薬部外品]
企業:株式会社KOSE
値段:8,000円(税抜)
内容量:30ml
こちらのページに「米肌 澄肌美白エッセンス[医薬部外品]」の記事を載せました。↓
トライアルセット
【14日分】澄肌美白お試しセット:1,500円 (税抜)(送料無料)
トライアルセットの詳細の記事はこちらです。↓
米肌 澄肌美白エッセンスのここがイイ!
ビタミンC誘導体とビタミンE誘導体のタッグと、米と発酵の保湿成分がスゴイ!
水溶性ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸2-グルコシド)を配合(朝/夜)
ハイドロキノンが怖い人はこちらが安心。
こんな人にはコレ!
- これ以上、紫外線によるシミやそばかすを増やしたくない人
- 今はシミはないけど予防したい人
- お顔全体のトーンをアップしたい人
- すでにできてしまっているシミへの効果に大きな期待をしない人
全成分
※:有効成分 無印:その他の成分
decencia サエル ホワイトニングクリアリスト[医薬部外品]
企業:株式会社decencia
値段:6,500円(税抜)
内容量:30ml
こちらのページに「decencia サエル ホワイトニングクリアリスト[医薬部外品]」の記事を載せました。↓
メラニンを還元して色を薄くする作用を持つビタミンC誘導体を使用したい場合は、サエル ホワイトニング ローション クリアリスト(ローション)、サエル ホワイトニング クリーム クリアリスト(薬用美白クリーム)(夜のみ)を併せて使用していただけば、この2つがビタミンC誘導体(アスコルビン酸2-グルコシド)を配合しています。
美白目的の場合はローション+美容液+クリームを使うことをおすすめします。
トライアルセット
【10日分】<サエル>トライアルセット 1,371円 (税抜)(送料無料)
サエル ホワイトニングクリアリストのここがイイ!
敏感肌のことをとことん考えた、decenciaの特許技術「ヴァイタルサイクルヴェール®」がスゴイ!
美白成分はアルブチンを配合。(朝/夜)
今まで美白コスメが使えなかった敏感肌・乾燥肌さんに最適。
ビタミンC誘導体が使いたい場合は、ビタミンC誘導体配合のローション とクリームが用意されている。
こんな人にはコレ!
- お肌が敏感で他の美白美容液では刺激が強いと感じる人
- これ以上、紫外線によるシミやそばかすを増やしたくない人
- 今はシミはないけど予防したい人
- お顔全体のトーンをアップしたい人
- すでにできてしまっているシミへの効果に大きな期待をしない人
全成分
【その他の成分】水、BG、濃グリセリン、PEG-8、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、セイヨウノコギリソウエキス、デイ・リリー花発酵液、コウキエキス-2、ムラサキシキブ果実エキス、マロニエエキス、セラミド2、ハトムギ発酵液、グリチルリチン酸2K、ローズ水、ローズマリーエキス、グリセリン、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、キサンタンガム、オレイン酸ポリグリセリル、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、コハク酸ジエトキシエチル、フィトステロール、クエン酸、クエン酸Na、ポリアクリル酸Na、カルボキシビニルポリマー、セタノール、ジエチレントリアミン5酢酸5Na液、フェノキシエタノール、メチルパラベン
美白美容液の選び方
美白成分を確認する
広告やパッケージに美白を思わせる言葉が並んでいても、美白成分が入っていなければ当然美白は望めません。
購入前にしっかりと成分を確認しましょう。
メラミンを作らせないようにする+できてしまったシミを薄くする
ビタミンC誘導体
壊れやすいビタミンCを、誘導体という形にすることで安定化させた成分です。
ただし、刺激が強いため、多く入っていればよいというものでもなく、また肌を乾燥させる作用があるので、あわせて保湿成分が入ったものを選ぶことをおすすめします。
ビタミンC誘導体には水溶性と油溶性、また水溶性と油溶性の両方の性質を持つものがあり、それぞれ以下のような特徴あがあます。
水溶性
表皮に浸透しやすく、即効性がありますが持続性がないため肌の奥(真皮)までの浸透は望めません。
- L-アスコルビン酸2-グルコシド
- アスコルビルエチル
- リン酸アスコルビルMgマグネシウム
など
油溶性
即効性はありませんが、持続性があり、肌の奥(真皮)まで浸透して効果を発揮します。
- テトラヘキシルデカン酸アスコビル
- ステアリン酸アスコビル
など
水溶性と油溶性の両方の性質
水溶性と油溶性の両方の性質を持つビタミンC誘導体は2種あります。
●APPS(アプレシエ/パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
表皮と真皮の両方で効果を発揮し、速効性と持続性の両方の特性を持っています。
酸化しやすいので使用期限が短いのが難点です。
●ハイブリッドビタミンC
APPSより安定性や継続性の高い、抜群の浸透力と持続性を備えた、最先端のビタミンC誘導体です。
お肌に塗った場合は12時間ほどビタミンを放出できるパワーを持っているそう。
ただ残念ながら、「最先端ビタミンC誘導体」として紹介されるものの中には、APPSの代用品として開発された、あまりおすすめできない成分の商品も存在するようです。
「最先端ビタミンC誘導体」という言葉を見かけたら、その成分に充分に注意してくださいね。
ビタミンC誘導体の比較
安定性 | 浸透性 | 継続性 | |
水溶性ビタミンC誘導体 | ○ | △ (表面まで) |
― |
油溶性ビタミンC誘導体 | ○ | ○ (即効性はない) |
― |
APPS | △ | ◎ | ― |
ハイブリッドビタミンC | ◎ | ◎ | ◎ |
ハイドロキノン
「チロシナーゼ」の活性化を阻害する作用と、メラニンを薄くする漂白・還元作用の両方の作用があり「お肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い成分で、その効果はアルブチンの100倍ともいわれます。
ただし、刺激が強いため、化粧品に配合される場合は低濃度になっています。
また、そのままの状態では安定性が悪いという特徴を持っています。
メラミンを作らせないようにする
アルブチン
「チロシナーゼ」に作用してメラニン生成を抑えます。
また、肌に吸収されるとハイドロキノンに変わり、メラニンを薄くする作用も持っていますが、ハイドロキノンほど刺激はなく、安定もしています。
トラネキサム酸
メラニン色素の生成を抑える働きと、炎症を抑える働きがあり、美白効果だけでなく、肝斑や肌荒れを改善する効果もあります。
エラグ酸
天然フェノール系の抗酸化物質です。
チロシナーゼの働きを抑える作用があり、アルブチンと同様に刺激が少ない成分です。
カモミラET
花王が開発した、カモミールから抽出している美白成分です。
メラミン色素を作るメラノサイトの活性化を阻害します。
リノール酸S
チロシナーゼを分解して、余分なメラニンの生成を抑えます。
コウジ酸
チロシナーゼの働きを抑制します。
プラセンタエキス
チロシナーゼの働きを抑制します。
そのほか、新陳代謝や血行をよくしてターンオーバーを助けるなど美容効果の高い成分です。
保湿成分を確認する
保湿も重要
美白美容液を選ぶときは、保湿成分もしっかりチェックしましょう。
肌が乾燥していると、シミの原因となるターンオーバーの乱れを招きます。
また、美白成分の中にはお肌を乾燥させるものもありますので、保湿は重要になってきます。
保湿成分の例
セラミド
お肌表面の角質層の水分を保持するのを助けます。
ヒアルロン酸
1gで6Lの水分を欲し出来るとされているヒアルロン酸ですが、お肌に塗る場合のヒアルロン酸の効果は、角質層の水分を抱え込み、蒸発を防ぐことにあります。
コラーゲン
水分をとらえたら逃さない親水性で、肌の潤いを保つ働きがあります。
グリセリン
細胞の中に入り込んで水と結合し、細胞内の水分を保持します。
アミノ酸
アルギニン・グリシン・イソロイシン・グルタミン酸・リシンなどのアミノ酸には保湿効果があります。
成分表で美白成分の位置を確認
化粧品の成分表は法律で、配合量の多いものから順に記載することが決められています。(1%以下は順不同)
成分表の中で美白成分が初めの方に書かれていれば、比較的多く配合されているという目安になります。
ただし、配合量までは書かれていないので、比較してみて、美白成分の出現する順番が少し後ろだからと言って、そちらの配合量の方が少ないとは言い切れません。
目安として参考になさってください。
どうしたいのか、肌の状態はどうかを考える
どうしたいのかを考える
美白成分には、メラニンの生成を抑制する成分(予防)と、できてしまったシミなどを薄くする成分(漂白・還元)があります。
自分が希望するのは「すでにあるシミを薄くしたい」のか「シミができないようにしたい」のか、それとも両方なのかを考えて成分を選ぶ必要があります。
肌の状態を考える
美白成分の中には、刺激があったり、乾燥を招く成分もあるので、肌の状態も考える必要があります。
「すでにあるシミを薄くしたい」場合、お肌にトラブルがないなら、ビタミンC誘導体やハイドロキノンが高濃度で配合された美容液がおすすめです。
乾燥肌や敏感肌のかたは、ビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合された美容液は、トライアルセットでトラブルが起きないかを確認することをおすすめします。
残念ながらあわなかった場合は、美白と保湿の両方の効果のあるプラセンタがおすすめです。
医薬部外品指定か、それ以外か
医薬部外品とは、厚生労働省が認定した、医薬品ほど強くはないが、一定の効果が認められた成分を一定量以上配合した製品で、治すというより予防する製品という位置づけになります。
それなら医薬部外品なら絶対安全かというと、以前、白斑事件を起こした製品が医薬部外品だったことからも、過信は禁物です。
逆に厚生労働省認可の成分ではないハイドロキノンは、その効果の高さから配合されている化粧品もあります。
要は、どのような化粧品でも自分にはあわない場合もあるので、トライアルがあるなら、まずはトライアルを使用し、それで良くても過信せず、自分のお肌の様子に気を配って使用することを心がけましょう。
美白美容液を使う時に注意すること
ハイドロキノンコスメの使用上の注意点
ハイドロキノンは強力な漂白・還元効果がある反面、副作用も報告されています。
主な副作用としては「肌の赤みやかゆみ、炎症」「シミや色素沈着の悪化」「白斑(はくはん)」があります。
しかし、副作用が怖いからと使用しないのではなく、副作用の原因と対策を知って、ハイドロキノンを上手に使い、安全にその強力な美白の効果を利用しましょう。
ハイドロキノンの間違った使用で考えられる副作用
肌の赤みやかゆみ、炎症
ハイドロキノンは低刺激になったとはいえ、やはり刺激のある成分です。
トライアルを取り寄せてパッチテストを行い問題がないか確認しましょう。
また、ハイドロキノンは変質・劣化しやすいので、使用期限を守り、しっかりふたを閉めて冷暗所で保管するようにしましょう。
絆創膏に薄くハイドロキノンコスメを塗り、二の腕の柔らかいお肌に貼って24時間放置します。それで炎症はもちろん、赤みやかゆみが出るようなら、そのコスメを使用してはいけません。
シミや色素沈着の悪化
ハイドロキノンを使用したお肌は、紫外線からお肌を守るメラニンを作らせない、もしくは色を薄くしてしまうので、紫外線に弱くなり、シミやそばかすができやすい状態になります。
ハイドロキノンコスメを朝に使用するのは避けた方が無難です。
また、夜だけの使用でも、日中の外出時に日焼け止めを使用しないのは厳禁です。
紫外線に対して無防備になっていることに配慮しましょう。
白斑(はくはん)
ハイドロキノンコスメを長期間使用したり、濃度の濃すぎるハイドロキノンの使用はメラニン色素を生成する機能を失わせ、その部分のお肌が脱色してしまう白斑(はくはん)を起こす恐れがあります。
ハイドロキノンの適正濃度
シミの箇所だけにスポットで塗布するタイプのハイドロキノン:4%以下
お顔全体に塗るタイプ:2%以下
上記以上のハイドロキノンコスメも見かけますが、白斑を起こすリスクが高まるので使用は避けましょう。
ハイドロキノンの長期使用はNG
上記の濃度以下のハイドロキノンコスメでも、長期間同じ場所に使用すると、白斑を起こす恐れがあります。
ハイドロキノンコスメを長期間使用したい場合は、2~3か月に一度、1か月間ほど使用を中断してお肌を休めてから再開するといった使い方をしましょう。
その他の注意点
ハイドロキノンコスメ以外でも、美白美容液は、その効果を発揮するためお肌に浸透(角質層)しやすいように作られています。
美白成分には刺激の強いものもあるので、お肌が弱っているときなどは慎重に使用して、トラブルが起こるようなら使用を中止することをおすすめします。
出来る限り、まずトライアルを購入してパッチテストを行うと安心ですね。
また、濃度が濃いからと海外の商品を個人輸入する場合も注意が必要です。
強すぎる成分はかぶれや赤みなどのトラブルを招きます。
もし何かトラブルを感じたら、すぐに使用を中止し、皮膚科の医師に相談してください。
さぁ、いよいよランキングです。
特徴や有効成分の違う商品で、それぞれのおすすめの一品をご紹介します。
どれもおすすめですので、成分をごらんいただき、トライアルで試してみてください。
知識:シミとはなにか
メラニンの役割
細胞の中にある核に紫外線があたると、DNAが破壊されたり変異して、細胞が死んだり皮膚がんを起こしたりします。
それを防ぐために表皮の一番下にある基底層のメラノサイトがメラニン色素を生成し、それを表皮の表面の層にある細胞に供給することで傘をつくり、真皮に紫外線が届かないようにしています。
シミができるメカニズム

メラニンは、メラニン色素細胞(メラノサイト)の中で、チロシナーゼという酵素によってチロシンというアミノ酸から生成されます。
生成されたメラニンは、本来は表皮のターンオーバーで角質といっしょに剥がれ落ちていきますが、表皮にある角化細胞に紫外線があたったことで炎症などの異常が起こると、メラノサイトにメラニン生成の指示を出し続けて、メラニンが過剰に生成されてしまいます。
過剰に生成されたメラニン色素は、ターンオーバーで排出しきれずお肌に残っていき、シミとしてお肌に現れていきます。
また、ターンオーバーの乱れも排出できない理由の一つで、加齢により出現してくるシミは、このターンオーバーの乱れが大きな原因になります。
しかし、お肌に現れるシミは、加齢だけが原因ではありません。紫外線や摩擦による刺激といった外的要因、ストレス、ホルモンバランスの乱れといった内的要因によることもありますので、若いのにシミや色素沈着に悩む人も珍しくありません。
シミの種類
老人性色素班
紫外線が原因のシミです。
ほお骨の高い所やこめかみにできやすい平坦で円形の色素班で、1cm以上になることもあります。
肝班
ほお骨、鼻の下、額などに左右対称にでる濃淡の均一なシミです。
30~40代の女性によく見られますが、閉経とともに消えるので、女性ホルモンとの関係が疑われています。
肝斑にはトラネキサム酸が有効との研究結果もあるので、肝斑の場合はトラネキサム酸を試してみると良いでしょう。
そばかす
小さな斑点が鼻を中心に顔全体に散らばったようにでる色素班です。
遺伝的なもので成長とともに消えるものが多いですが、大人になっても消えなかったり増えてしまったり、紫外線の影響で濃くなることもあるようです。
脂漏性角化症
角化が進み、隆起した状態のシミです。
残念ながら美白化粧品では改善しませんので、レーザーでの治療や、皮膚科での液体窒素による治療になります。
ただし、素人判断は危険です。危険な病気ではないことを確認するためにも、まずは皮膚科で診断してもらいましょう。
いかがでしたか?だいたいのメカニズムはおわかり頂けたと思います。
続いては美白美容液の選び方を見ていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
シミは化粧品では消しゴムで消すように消すことはできません。
ターンオーバーによって徐々に排出されていくのを待たなければならないので、結果を急がず、根気よく使い続けることが重要です。
また、シミの原因になる紫外線は1年中降り注いでいるので、日焼け対策も1年中気を使う必要があります。
メラニンの生成を抑え続け、ターンオーバーでメラニンの排出し続けるといった、発生させず出し続けることで美白を実現させましょう。