先進サイエンスエイジングケア成分『ナールスゲン』の魅力に迫る!与えるだけのコスメはもう古い

ナールスゲン アイキャッチ画像

Misuzu
ナールスゲン®というエイジングケア化粧品の『成分』はご存知でしょうか?
ナールスゲン®という成分が配合されたローションは、2013年に初めて発売になったばかりの、まだまだ新しいローションですが、発売から4年がたった今、人気に拍車がかかっています

このナールスゲン®という成分は京都大学で偶然発見されたのち、大阪市立大学との共同開発によってエイジングケア化粧品成分となった、新しいタイプのサイエンスコスメです。
ナールスゲン®は肌に必要な成分を「与える」のではなく、肌が本来持っている若々しさを保つ成分を「自らが作るチカラ」をサポートします。

とても興味深く、スゴイ成分なので、今回はナールスゲン®について掘り下げ、紹介させていただきます♪

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ナールスゲンって何?

偶然と幸運の産物

ナールスゲン®は2005年に生まれていますが、もともとは化粧品の成分を意識していたわけではなかったそうです。
後の研究でコラーゲンを生み出すしくみ』をサポートするチカラがあることがわかり、エイジングケア化粧品の成分として開発が進められたのだそう。
そして2012年にエイジングケア化粧品の成分として「ナールスゲン®」という名前が誕生したのだそうです。
ナールスゲン®は偶然と幸運の産物だったんですね。

その後、化粧品と関係のない事業をしていた『ディープインパクト』さんによって、ナールスゲン配合の化粧品の開発が行われ、2013年にナールスゲン®配合のエイジングケアローション「ナールスピュア」が誕生します。

ディープインパクトの社長さんに、実際にお会いしてお話を伺ったことがあるのですが、実直に消費者のことを考えた物づくりなさる姿勢が印象的でしたよ。

ナールスゲンはどんな物質

化学式

出典 エイジングケアアカデミー

ナールスゲン®は物質としてはアミノ酸誘導体で、成分表示では「カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル」という、たいていの人は覚えられないだろう長い名前で書かれています。

アミノ酸誘導体とはアミノ酸の構造の一部を変えたもので、もとのアミノ酸に構造が似ていて、性質も似ているんだけどチョットだけ違う成分のことです。
このチョットの違いで『コラーゲンを生み出すしくみ』をサポートするチカラが生まれたのですね。

ナールスゲン®の6つの特徴

1. 低分子コラーゲンより小さな水溶性の成分

分子量比較

コラーゲンなどの保湿成分は、分子量が大きいためそのままではお肌に浸透できません。
そこでお肌に浸透しやすくするために、分子量を小さくした低分子コラーゲン(加水分解コラーゲン)が開発されましたが、ナールスゲン®はそれよりも小さな成分です。

お肌に浸透しやすいというメリットと、水溶性であることから、化粧水のように水分の多いローションタイプのエイジングケア化粧品になじみやすい特徴があります。

2. コラーゲン・エラスチン・HSP47を増やす

皮膚構造

真皮にある線維芽細胞を活性化

お肌の弾力を作っているコラーゲンは、3本の線維がらせん状にまとまった長いばねのような形をしていて、エラスチンはそのコラーゲンを束ねています。
ヒートショックプロテイン47(HSP47)はコラーゲンが正しい3重らせん構造になるのを助ける働きをします。

このように、コラーゲン・エラスチン・HSP47はお肌の弾力に大きな役割を果たしていますが、コラーゲンもエラスチンもHSP47も真皮にある『線維芽細胞』で作られます。
ナールスゲン®はこの『線維芽細胞』が活発に働くように働きかけます。

それぞれの増加量

皮膚の線維芽細胞を取り出し、ナールスゲンを添加する実験では以下のような結果が出ています。

コラーゲン:2倍以上
エラスチン:約1.5倍
ヒートショックプロテイン(HSP)47:約1.3倍

プラス ビタミンCで相乗効果

コラーゲンの発現量での検証で、ナールスゲン®とビタミンC誘導体を一緒に使うと、それぞれを単独で使うよりもコラーゲンの発現量が増えることがわかっています。
ナールスゲン®の化粧品を選ぶ際は、ビタミンC誘導体が一緒に配合されているものを選ぶと良いでしょう。

3. 肌細胞が本来持っている水分を保つチカラをサポート

1~3か月、ナールスゲン®配合のローションを使った人と、プラセボ(偽薬)との比較では、ナールスゲン®配合のローションを使った人の方が、角質層の水分量が多くなり、お肌の弾力も大きな差が付いたそうです。

このことからナールスゲン®には、肌細胞が本来持っている水分を保つ力をサポートして、お肌の弾力・ハリを増し、キメを整える作用があることがわかります。

プラセボ?
プラセボって何?

偽薬です
2重盲検比較試験

化粧品や医薬品でよく行われる検査法(2重盲検比較試験)のことで、2つのグループを用意して、両方のグループに同じ成分が配合されている同じものだと説明して検査をするの。
でも本当は、片方のグループには検査したい成分が入ったものが使われて、もう一方のグループにはその成分が入っていないものを使うの。
対象の成分が入っていないのに入っていると説明を受けるから、プラセボ(偽薬)と言われるのよ。
対象の成分が入っている方だけに、大きな差で効果があったなら、その成分には効果があると言えるわけ。

4. 表皮の傷が治るのを助ける

傷が治っていくプロセスでは、線維芽細胞で新たに細胞がつくられること、表皮の一番下にある基底層で新たに角化細胞が作られることが重要ですが、ナールスゲン®は角化細胞(ケラチノサイト)を増やす働きもあることが実験で示されています。
このことからナールスゲン®によって、表皮の傷が治る過程をサポートする可能性が期待されています。

角化細胞?
角化細胞って何?

表皮の細胞
表皮

表皮の一番下、真皮との境には基底層という細胞の層があって、角化細胞はそこから生み出されるの。
基底層からは常に新しい細胞が生まれるから、先に生まれた細胞は徐々に上に押し上げられていって、角質層に達すると角質細胞に変わって最後には垢として剥がれ落ちるのよ。
これがターンオーバーと呼ばれる仕組みね。

5. 線維芽細胞への紫外線のダメージを抑える

紫外線はお肌の中に活性酸素を増やし、線維芽細胞にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンを劣化させます。
その結果起こる、シミ・しわ・たるみなどの肌トラブルを「光老化」と呼びますね。
ナールスゲン®はこの紫外線による線維芽細胞のダメージを、ある程度軽減する働きがあることがわかっています。

6. 表皮でグルタチオンを増やす

グルタチオンとは

グルタチオンは皮膚や肝臓に多くある物質で、グルタミン酸システイングリシンというアミノ酸3つがくっついたトリペプチドの形をしていて、お肌では線維芽細胞で作られています。
高い抗酸化作用・解毒作用があり、サプリメントの成分としても使われる成分ですが、お肌のでは抗酸化作用」「抗炎症作用(肌荒れ防止効果)」「水分保持作用(保湿効果)」「美白作用があります。

ナールスゲンがグルタチオンを増やす

ナールスゲン®とグルタチオンには、ナールスゲン®がコラーゲン・エラスチン・HSP47を増やす過程で深い関係があります。
それは下の「ナールスゲン®でコラーゲン・エラスチン・HSP47が増えるメカニズム」で紹介しますが、最終的にはナールスゲンはグルタチオンを増やします
ナールスゲン®をつけてから6時間後くらいから増え始め、24時間、48時間後でもつける前より高い値を示した実験データがあります。

  • 「ナールスゲン®の6つの特徴」のうち「3.」以外はヒトでの実験ではありませんので、人での効果を保証するものではありません。
  • ナールスゲン®にも保湿効果はありますが、油性の保湿乳液・クリームなどには劣りますので、ナールスゲン®の後に保湿化粧品を使うことをお勧めします。

ナールスゲン®でコラーゲン・エラスチン・HSP47が増えるメカニズム

お肌でのグルタチオンと酵素GGT

GGTが線維芽細胞にアミノ酸を渡してグルタチオンを増やす

グルタチオンは活性酸素を抑える抗酸化作用が高い、エイジングケアにとっては大切な物質です。
お肌にはGGT(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)という酵素があり、この酵素がグルタチオンを分解するのですが、この分解は「良い面」と「悪い面」の2通りの作用をします。

悪い面:グルタチオンのチカラを弱める

分解してしまうことで、グルタチオンが持つ活性酸素を抑える働きを弱めてしまいます。

良い面:グルタチオンを増やす

GGTとグルタチオン

グルタチオンは、グルタミン酸システイングリシンというアミノ酸3つがくっついたトリペプチドの形をしていますが、GGT(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)はこれを分解して、システインを真皮にある線維芽細胞に渡して、グルタチオンを増やします

加齢などによってグルタチオンは減少する

ナールスゲンがない場合

加齢などによって線維芽細胞の働きが弱まってくる(休眠する)と、コラーゲン・エラスチン・HSP47を作る力が弱まるのと同様に、グルタチオンを作る力が弱まります。
線維芽細胞の働きが弱まったお肌では、新しいコラーゲン・エラスチンが作られにくく、さらにグルタチオンによる酸化から守る力も弱まることからコラーゲン・エラスチンの劣化が進み、加齢によって現れるしわやたるみなどの肌悩みが進行します。

ナールスゲン®が加わると

ナールスゲンはGGTの働きを弱める

ナールスゲン®には酵素GGT(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)の働きを弱める働きがあります。

グルタチオンの量が減る

ナールスゲンが加わると

GGTの働きが弱まると、グルタチオンが増えにくくなり、一時的にグルタチオン不足になります。
活性酸素と戦うグルタチオンが減れば、線維芽細胞は酸化の危機にさらされます。
線維芽細胞に危険な状態だというシグナルが送られたことになりますね。

線維芽細胞の働きが活発になる

危険な状態だというシグナルを受けた線維芽細胞は、グルタチオンを増やすために活発に働くようになります。
線維芽細胞の働きが活発になることで、グルタチオンだけでなく、コラーゲン・エラスチン・HSP47も活発に作られるようになるのです。

ナールスゲン®がケアできる肌悩み

肌の悩みを持つ女性

ナールスゲンはコラーゲンやエラスチンを「与える」のではなく、線維芽細胞に働きかけてお肌本来が持っている「自ら作り出す」チカラをサポートするエイジングケア成分です。

  • お肌のハリやツヤがなくなってきた。
  • シワやたるみが出てきた。
  • 目元や口元のエイジングサインが気になる。
  • 目の下のクマが黒っぽい。
  • 毛穴が涙のように帯状に伸びてきた。

このような肌悩みに試してほしい成分です。

ナールスゲン®は、5つの安全性に関する試験をクリア

化粧品の原料は安全なものでなくてはなりません。
日本の場合は「日本化粧品工業連合会」によって「化粧品安全性評価の指針」が示されていて、ナールスゲン®はこの指針による9項目の安全性試験に合格しています。
更に独自に以下の4つの項目を追加試験しています。

  • ヒト線維芽細胞および肝星細胞による毒性試験
  • ヒトモニター試験(3ヵ月)における肌荒れ、刺激性、不快な症状などのアンケート調査
  • ヒトパッチテスト(閉塞性試験)による刺激性確認試験
  • 肝星細胞へのナールスゲンRの影響

むずかしい
線維芽細胞?肝星細胞?漢字ばっかりね。。。

生み出す
線維芽細胞」はお肌の中にあって、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったお肌の弾力に必要な物質を作り出す細胞なの。
肝星細胞」は肝臓にある細胞で「線維芽細胞」のひとつなの。
つまりナールスゲン®は、これらの大切な細胞にとって毒にはならないし、「肝星細胞」に影響を与えたりしないことが確認されているわけね♪

ナールスゲンまとめ

笑顔の女性

いかがでしたか?
化粧品の成分は、次々と新しい成分が登場しますが、主流は「与える」から「生み出すになっていますね。
ナールスゲンも、コラーゲン・エラスチン・HSP47などを生み出す線維芽細胞に働きかける成分です。
また、ナールスゲンは化粧品で決められている安全性試験以外にも追加の試験を行って、安全性が確認された成分です。

お肌のエイジングサインが気になる方で、お気に入りの基礎化粧品が見つからない方は、ナールスゲンを推奨濃度で配合した化粧品も候補にあげてみてはいかがでしょうか?

私も現在、ローションとハンドクリームを試してみていますが、なかなかいいですよ

※ 2017年10月の情報です。

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